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アシュケナージさん引退 世界的ピアニスト、指揮者

(更新)

【ロンドン=共同】著名なピアニストで指揮者のウラジーミル・アシュケナージさん(82)が、公の場での音楽活動から引退することを決めた。所属事務所が18日までに発表した。

ウラジーミル・アシュケナージさん=共同 

アシュケナージさんはNHK交響楽団の音楽監督も務め、日本でも人気が高い。2019年5月に日本でのツアーが予定されていたが、右手の不調のため、公演の直前に中止が決まっていた。

所属事務所は引退を発表した声明で「彼の音楽は世界の主要な会場でのコンサートシーズンの中心にあり続けた」とした上で「70年にわたるキャリアを通じて、小さな島や遠隔地に至るまで小規模な場所を決してないがしろにすることはなかった」とたたえた。

旧ソ連出身で、1962年にチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、ピアニストとして活躍。70年代から指揮活動を始め、ベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督などを歴任した。

ピアニストの辻井伸行さんとも世界各地で共演。漫画原作のアニメ映画「ピアノの森」では、ミュージックアドバイザーとして参加し劇中ピアノを演奏していた。

NHK交響楽団はツイッターに「マエストロ・アシュケナージとの名演の数々は、私たちの記憶に永く刻まれるに違いありません」と投稿した。

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