毛利氏「読書で想像力を」 大阪の子ども図書館開館控え

2020/1/18 21:42
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講演する毛利氏(18日、大阪市北区)

講演する毛利氏(18日、大阪市北区)

大阪市北区中之島に今年3月1日に開館する子ども向け図書施設「こども本の森 中之島」の設立記念講演が18日、大阪市立科学館で開かれた。宇宙飛行士の毛利衛氏が「本が誘う宇宙の旅」などと題して講演し、参加した300人の小中学生らを前に「本を読んで想像力をつけ、環境問題など未来のことを考えてほしい」と話した。

毛利氏は子どものころに読んで影響を受けた本の一つとして、宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」を挙げた。科学者の主人公が、飢饉(ききん)で苦しむ人々を救うため、命懸けで火山を噴火させて気温を上げるあらすじを紹介。「科学者は人の役に立ち、世界を豊かにする」と実感し、科学の道へ進むきっかけになったと振り返った。

図書施設は建築家の安藤忠雄氏が設計し、大阪市に寄贈する。子どもたちに図書施設の概要を説明した安藤氏は「ひとりでも多くの子どもが本を好きになり、大阪から世界に羽ばたいてほしい」と語った。

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