日医工、乳がん治療薬の開発中止

2020/1/17 19:12
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日医工は17日、バイオ医薬品の後続品(バイオシミラー)のトラスツズマブの開発を中止したと発表した。乳がん治療に使う薬だが、競争激化で想定していた利益が見込みづらくなったと判断した。開発データは関連会社である韓国のバイオ医薬品ベンチャー、エイプロジェン社に譲渡する。2020年3月期の決算では約6億円の譲渡損を計上する。

トラスツズマブの国際的販売権を巡っても約6億円の減損損失を計上する。ただ、20年3月期通期の業績予想は精査中としている。

後発薬の普及と薬価引き下げ圧力の高まりで国内市場の大きな伸びが見込みづらくなる中、日医工はバイオシミラー開発を強化していた。今後はがん治療に使う別のバイオシミラーの開発に経営資源を集中させる。

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