公立病院の再編リストを修正 厚労省、増加分は非公表

2020/1/17 20:33
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厚生労働省は17日、再編や縮小に向けた検討が必要とした全国424の公立病院などのリストを修正すると発表した。厚労省側と病院側の双方でデータの入力ミスなどがあったため。7病院が外れて新たに約20の病院が加わるため440弱に増える見込みという。ただ厚労省としては今後、リストの確定版は公表せず、各都道府県への情報提供にとどめる。

厚労省は昨年9月に病院の実名を載せたリストを発表していた。

今回このリストから外れた病院名は以下の通り。▽東京都済生会中央病院(東京都)▽JA静岡厚生連遠州病院(静岡県)▽岩国市医療センター医師会病院(山口県)▽徳島県鳴門病院(徳島県)▽宗像医師会病院(福岡県)▽熊本市立熊本市民病院(熊本県)▽杵築市立山香病院(大分県)の7つ。

新たに20程度の病院が対象に加わるが、地域に混乱を招く恐れがあるため厚労省としては公表せず、都道府県側に委ねる。

熊本市民病院が対象から外れたことについて、大西一史市長は「昨年9月の発表で多くの市民が困惑したのではないか。公立病院として取り組むべき政策医療をしっかり担っていく」とするコメントを出した。

リストから外れた病院からは「不安を感じた市民に対して厚労省が説明してもらいたい」との声もあがっている。

厚労省は同日、公立・公的病院だけでなく、病気が発症した直後の「急性期」や「高度急性期」を担う民間病院の診療データなども各都道府県に提供した。入院医療の将来像について議論する各地の会議で活用してもらう。

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