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NYダウ、267ドル高で最高値更新 米経済の底堅さ意識

【NQNニューヨーク=岩本貴子】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸した。前日比267ドル42セント(0.9%)高の2万9297ドル64セントで取引を終え、連日で過去最高値を更新した。米経済の「エンジン」である個人消費の堅調さなどが確認され、米景気の底堅さへの安心感から買いが入った。

全米小売業協会(NRF)が16日午前に発表した2019年11~12月の年末商戦の小売売上高は前年同期比4.1%増だった。全体の2割を占めるネット通販が大きく伸びた。力強い雇用情勢を背景に個人消費の勢いが増したとの見方が広がった。

16日に市場予想を上回る19年10~12月期業績を発表したモルガン・スタンレーが買われ、ゴールドマン・サックスなど他の金融株にも買いが波及した。足元で発表が相次ぐ米企業業績が堅調であることも買い安心感を誘った。

米上院は16日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」を賛成多数で承認した。トランプ米大統領が近く署名し批准される見通し。北米の投資環境が見通しやすくなったと受け止められたことも投資家心理を改善させた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比98.436ポイント(1.1%)高の9357.131で終え、過去最高値を更新した。半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が16日に20年12月期の連結売上高が約2割増えるとの見通しを明らかにした。半導体需要の回復への期待が高まり、クアルコムやマイクロン・テクノロジーなどが買われたことが寄与した。グーグルの持ち株会社アルファベットも上げた。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は続伸した。前日比0.8%高い3316.81で終えた。過去最高値を更新した。

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