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英中銀総裁、COP26の首相顧問に 金融対応へ音頭

【ロンドン=篠崎健太】英国のジョンソン首相は16日、イングランド銀行(中央銀行)のカーニー総裁を、第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)担当の首相顧問に任命した。英グラスゴーで11月に開くCOP26では、地球温暖化対策での金融の役割が大きな論点になる見通しだ。気候変動問題に精力的に取り組んできたカーニー氏に議論の音頭取りを託す。

カーニー氏は中銀トップとして気候変動問題に積極的に関与してきた=ロイター

ジョンソン氏は首相官邸でカーニー氏と同日会談し「英国が企業や投資家の動員を主導するうえで専門知識が助けになる」と手腕に期待を示した。カーニー氏は受諾にあたり「あらゆる金融判断は気候変動がもたらすリスクと機会を考慮に入れる必要がある」と強調し、COP26に向けて金融分野の議論を主導する意欲をみせた。

カーニー氏は英金融業界に気候変動リスクを踏まえた経営を促すなど、中銀トップとして温暖化問題へ積極的に関与してきた。3月15日の総裁退任と同時に、国連の気候変動問題担当特使に就くことが決まっている。

英政府は2019年6月、二酸化炭素(CO2)などの温暖化ガス排出量を50年までに実質ゼロにする目標を法制化した。世界の温暖化対策を加速する上で投融資などマネーの役割は大きいとみており、COP26では開催国として金融分野に焦点を当てたい考えだ。

COP26は英北部スコットランドの最大都市グラスゴーで11月9~20日に開かれる。

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