南ア、0.25%利下げ 4会合ぶり

2020/1/17 2:37
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【イスタンブール=木寺もも子】南アフリカ準備銀行(中銀)は16日、金融政策決定会合を開き、政策金利を6.5%から6.25%に引き下げると決めた。利下げは4会合ぶり。市場予想は据え置きだったが、2020年の成長率が1.2%程度にとどまると見込む中、景気の刺激を図る。消費の低迷で物価上昇が弱まるとも判断した。

ラマポーザ大統領の改革は困難に直面する=ロイター

中銀は同日、20年のインフレ率予想を4.7%に引き下げた。19年11月時点の予想は5.1%だった。同年の成長率予想も1.4%から0.2ポイント引き下げた。

ただ、財政が悪化する南アにとって、投資家にとって魅力的な高い実質金利を下げることにはリスクもある。

3月には主要格付け会社で唯一、南ア国債を「投資適格級」としている米ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる見直しが予定されている。格下げとなれば資金流出によって南アランドの下落は免れないとみられている。

南アは電力会社エスコムをはじめとする非効率な国営企業の救済策などで財政が悪化しているが、経営健全化のめどは立っていない。

政策金利の発表後、ランドの値動きは小幅にとどまった。

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