憲法改正、今後1年で「相当な成果期待」 首相、党会合で意欲
安倍晋三首相は16日、自民党中央政治大学院の会合であいさつし、国会での憲法改正を巡る論議を今後1年ほどで進展させたいとの考えを示した。同大学院が2021年2月まで憲法に関する講座を開くのを踏まえ「国会における議論はそれまで待つ必要はない。来年の講座終了時には相当な成果が出ていることを期待したい」と語った。

首相は党総裁の立場で出席した。改憲について「必ずやなし遂げたいと決意している」と強調した。「時代にそぐわない部分は改正していくべきではないか。その最たるものが9条だ」とも述べ、憲法9条への自衛隊明記を改めて訴えた。