タイ携帯大手dtac、新CEOにミャンマートップ

2020/1/16 20:45
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【バンコク=岸本まりみ】ノルウェー政府系通信大手テレノール傘下のタイ通信大手、トータル・アクセス・コミュニケーション(dtac)は16日、ミャンマー部門のトップであるシャラド・メロトラ氏が2月1日付で最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。同社は競争激化で業績不振に苦しむ。トップの交代で経営の立て直しを図る。

dtacのCEOに就任するシャラド・メロトラ氏

dtacはテレノールが43%を出資するタイの現地法人。現在CEOを務めるアレクサンドラ・ライチ氏は同社初の女性CEOとして2018年9月に着任したばかりだが、わずか1年5カ月での交代となった。

新たに就任するメロトラ氏は、テレノールでインドやミャンマー部門のトップを歴任してきた。dtacは足元で地場大手のアドバンスト・インフォ・サービス(AIS)やトゥルー・コーポレーションにシェアを奪われている。18年には契約件数を前年比で約150万件減らした。インドなど競争の激しい市場でのメロトラ氏の経験が買われた。

dtacの18年12月期の売上高は前年比4%減の749億バーツ(約2700億円)、最終損益は43億バーツの赤字だった。政府系通信会社CATテレコムとの係争解決に向けた和解金がかさみ、最終赤字に転落していた。

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