ホギメディカル、純利益19%減 19年4~12月期 株式売却益が縮小
手術用品を手掛けるホギメディカルが16日発表した2019年4~12月期の連結決算は、純利益が前年同期に比べて19%減の45億円だった。株式の持ち合い解消を前年同期に大きく進めた反動で、有価証券の売却益が約20億円縮小した。
売上高は微増の280億円だった。主力の手術用キットの売り上げは3%増の171億円。手術の種類ごとに必要な材料を適切な順番にそろえ、これまで数時間かかっていた準備を30分程度に短縮できる「プレミアムキット」が伸びた。
不織布は競争激化などで減収だった。
営業利益は5%増の41億円。プレミアムキットのサンプル配布の費用を抑えた。
20年3月期の業績予想は据え置いた。売上高は3%増の379億円、純利益は12%減の53億円を見込む。
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