イラン外相、旅客機撃墜で「国民はうそつかれた」

2020/1/16 4:20
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15日、インド・ニューデリーで開かれた国際会議で発言するイランのザリフ外相=AP

15日、インド・ニューデリーで開かれた国際会議で発言するイランのザリフ外相=AP

【イスタンブール=木寺もも子】イランのザリフ外相は15日、ウクライナ国際航空の旅客機撃墜について当初イラン政府が否定していたことに関し「国民はうそをつかれていた」と認めた。自身やロウハニ大統領が誤射による撃墜を知ったのは公表前日の10日になってからだったといい、革命防衛隊と政府の間に十分な意思疎通がなかった可能性がある。

ザリフ氏は同日、インドで国際会議に出席した際、首都テヘランなどで続く反政府デモについて「2日間にわたってうそをつかれていた国民がデモをしている」と述べた。「軍は勇気をもって早期に責任を認めたが、人々はこの2日間について政府がもっと早く公表すべきだったと怒っている」とも指摘した。

8日早朝に墜落したウクライナ機について、イランは当初機体の故障などと主張し、撃墜を認めたのは11日になってからだった。公表に時間がかかったのは調査に時間がかかったためなどとして隠蔽の意図は否定している。

一方、米紙ニューヨーク・タイムズは14日、ウクライナ機には2発のミサイルが命中したと報じた。新たに入手したという監視カメラの映像を公開した。映像は不鮮明だが、約30秒間に2発が機体に命中し、数分後に爆発、墜落する様子が映っている。イランはウクライナ機を撃墜したミサイルについて「1発」と説明していた。

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