NHK、20年度の事業収入0.6%減 予算案

ネット・IT
2020/1/15 21:13
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NHKは15日、2020年度の予算と事業計画を発表した。一般企業の売上高にあたる事業収入は19年度予算比0.6%減の7204億円を見込む。値下げの影響で受信料収入が減る。4月から本格的に始めるテレビ番組のネット同時配信などネット関連費用は約170億円。東京五輪・パラリンピック関連を除くと受信料収入の2.4%で、19年度と同水準だ。

受信料収入は6974億円と0.8%減る見通し。受信料の支払率は19年度より1ポイント高い84%を見込む。純利益にあたる事業収支差金は149億円の赤字(19年度予算では30億円の赤字)となる。赤字予算は2年連続。受信料収入の減少に加え、東京五輪・パラリンピック関連の放送費用が増えることが響く。

同時配信に関する実施計画も決めた。サービス名は「NHKプラス」。総合テレビと教育テレビの番組が対象だ。3月1日から午前7時~翌日午前0時までの1日17時間で試験的に提供し、4月1日以降は午前6時から翌日午前0時までの1日18時間、ネットで同時配信する。見逃した番組を放送後でも見られる「見逃し配信サービス」も併せて提供する。

同日の記者会見で上田良一会長は「NHKがこれからも信頼される『情報の社会的基盤』としての役割を果たしていくための大切な一歩だ」と強調した。「若い方も含めて受信料で制作した豊かなコンテンツに触れる機会を増やしたい」と意気込みを語った。

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