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ワインも環境配慮 メルシャン、オーガニック販売3倍

メルシャンは15日に開いた2020年の事業方針説明で、有機栽培のブドウを使った「オーガニックワイン」の販売量を19年比で3倍の13万ケース(750ミリリットル12本換算)に増やす目標を掲げた。農薬や肥料を使わない有機栽培は土壌への負荷が減るとされる。地球環境の保護につながる商品を選ぶ「エシカル消費」が、若年層を中心に日本国内でも広がるとみている。

20年の事業方針を説明するメルシャンの長林道生社長(15日、東京都千代田区)

20年の同社全体の販売目標は674万ケースと、19年比で1%増を目指す。同日の説明会で長林道生社長は「20~30歳代の消費の減少が国内市場全体の課題だ。(リンゴ酒の)シードルやオーガニックワインでワインを飲むきっかけを増やしたい」と話した。

同社によると、年1回以上ワインを購入する割合を世代別や男女別にみると、60歳代で男女ともに最も高く、年代が下がるにつれて減り、20歳代で男女ともに最も少ない。購入量も若くなるほど少ないという。

欧州の代表的なワイン消費国ではオーガニックワインは市場の構成で2~3割を占める。日本国内では現在1割に満たないが、メルシャンはこれからオーガニックの構成比が上がるとみている。オーガニックで若年層の環境への配慮意識に働きかけ、需要を喚起する。

シードルは19年3月に発売し、第1弾商品の同年の販売量は8万ケース(500ミリリットル12本換算)だった。シードルはリンゴ酒を指すことが一般的だがメルシャンは他の果実も展開し、グレープフルーツの季節限定商品を2月25日から通年商品に切り替える。20年にはシードル全体で14万ケースの販売を目指す。

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