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ファンケルがパーソナルサプリ 栄養素選び、尿検査で

ファンケルが2月に発売するパーソナルサプリ「パーソナルワン」。1カ月のサプリが定期的に自宅に届く

ファンケルは15日、一人ひとりの顧客に最適なサプリメントを組み合わせる新商品を発売すると発表した。尿検査やウェブ問診からそれぞれの顧客に必要な栄養素を分析。1カ月分のサプリの組み合わせを1つのパックにして提供する。サプリを継続的に摂取し客単価が比較的高い利用者を増やす狙い。同社で個々人に最適化したサプリを手掛けるのは初めて。

パーソナルサプリについてファンケル創業者の池森賢二氏(中)は「事業を立ち上げたときからの最終目標」と意気込む

サプリの新商品「パーソナルワン」を2月20日に発売する。1カ月分の数種類のサプリをまとめて4000~4万円で提供する。利用者はまずウェブで食習慣や生活習慣に関する45問のアンケートに答え、次いで自宅に届けられるキットで尿検査に臨む。尿検査から不足している栄養素を割り出し最適なサプリの組み合わせ作りに使う。サプリは33種類で組み合わせは10億通り以上になる。

栄養素を簡単に分析できる手法として尿検査にこだわったという。開発は4年前に始め、従来の尿検査ではできなかった鉄や亜鉛の分析が新たにできるようになった。ビタミンB1やカルシウムなど合計6種類の栄養素の過不足が分かる。血液検査に比べて簡便で痛みがないことが利点だ。

ターゲットは、1カ月あたりのサプリ購入額が5000~1万5000円未満と客単価としては中間に位置する客層。同社の顧客の多くは1カ月あたり5000円未満と購入額が低く、中間層は全体の13%どまりだ。

個人に最適化したパーソナルサプリで継続摂取する習慣付けを促し、購入額が高めの中間層を増やすことにつなげる。3カ月に1度は尿検査やウェブ問診を受けるよう呼びかけるメールを送る。

創業者の池森賢二氏は「パーソナルサプリはサプリ事業を立ち上げた時からの最終目標だった」と意気込む。同社のサプリを含む栄養補助食品関連事業の売上高は、19年3月期が前の期比22%増の439億円だった。ファンケルの売上高全体の35%程度だが、日本人のサプリ利用は伸びしろがあるとみて注力する。

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