土曜配達廃止また延期 郵便法改正案提出見送り

2020/1/15 18:15
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政府は郵便の土曜配達をやめる郵便法改正案について20日召集の通常国会への提出を見送る。かんぽ生命保険の不適切販売の契約調査が終わっておらず、法案への理解が得られないと判断した。2019年秋の臨時国会でも提出を見送っている。

現行法は郵便局に週6日の配達を義務づける。人手不足や働き方改革を理由に日本郵便は土曜配達が難しくなったと主張している。週5日の配達に減らし、差し出した翌日に送り届ける義務も緩めるため、総務省が改正法案を準備していた。

日本郵政グループはかんぽ問題を受けて経営陣を刷新したが、法令違反や社内規定違反の疑いのある契約の調査は道半ば。法令順守や企業統治の徹底などの再発防止の取り組みもこれからだ。

今秋の臨時国会に提出し、成立したとしても、周知や準備に1年近くかかる。日本郵便は当初、20年度からの土曜配達廃止を望んだが、21年度以降にずれ込みそうだ。

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