上海市、20年の成長目標下げ 「6.0%前後」に

中国・台湾
2020/1/15 17:59
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【上海=張勇祥】上海市の応勇市長は15日、2020年の域内総生産(GDP)の成長目標を「6%前後」とする方針を表明した。昨年掲げた19年の目標は6~6.5%で、実質的な引き下げとなる。所得や消費などの減速傾向を反映した。景気失速を防ぐため江蘇省や浙江省を含めた華東地域の一体開発や、人工知能(AI)を生かした都市整備に力を入れる。

上海市の応勇市長

この日、市議会に相当する人民代表大会が開幕、応氏が発表した政府活動報告に盛り込んだ。19年の成長実績については「6%以上」と述べており、18年(6.6%)から0.5ポイント前後の減速となったもようだ。

春節(旧正月)休暇を控え、中国の地方政府では人民代表大会の開催が相次いでいる。12日に開幕した北京市は20年の成長目標を上海と同じ「6%前後」に設定、19年の6~6.5%から引き下げた。中国を代表する都市の目標引き下げは、「3月の全国人民代表大会で成長目標を引き下げる布石」(大手銀行)との見方がある。

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