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燃料電池の寿命4倍に 山梨大などが触媒開発

山梨大学などの研究グループは、燃料電池の寿命を4倍以上に高める電極の触媒を開発したと発表した。白金(プラチナ)とコバルトの合金の表面を白金で覆った構造とすることで、燃料電池の劣化の原因となる過酸化水素の発生を抑えることに成功した。従来の白金触媒より機能を高めたうえ、低価格化にもつながるという。

山梨大クリーンエネルギー研究センターの内田裕之センター長は「5年以内に実用化を目指す」としている。

燃料電池は水素と酸素の化学反応を利用して発電するが、発電時に過酸化水素が発生すると発電効率が低下するのが課題となっている。今回開発した白金・コバルト合金の触媒は一般的な白金の触媒に比べ、過酸化水素の発生を半分以下に抑えられる。

今回の触媒は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や田中貴金属工業と共同で開発した。研究成果は英王立化学会の学術誌「ジャーナル・オブ・マテリアルズ・ケミストリーA」(電子版)に掲載している。

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