積水ハウス「地面師」事件、主導役の男に懲役15年求刑

2020/1/15 16:00
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東京都品川区の土地取引をめぐり積水ハウスが「地面師」グループの詐欺被害に遭った事件で、主導役とされ、詐欺や偽造有印公文書行使などの罪に問われた内田マイク被告(66)の公判が15日、東京地裁(石田寿一裁判長)で開かれ、検察側は懲役15年を求刑した。弁護側は無罪を主張して結審。判決は3月17日に言い渡される。

検察側は論告で、事件は「同種事案と比べても組織的かつ計画的で巧妙であり、悪質性が特段に高い」とした上で、被告について「一連の過程で極めて重要な役割を果たした最上位者の1人で、巨額の利益を得た」と指摘した。

弁護側は「被告が関知していないところで準備が進んでいた」として無罪を主張。内田被告は最終意見陳述で「私が有名だからと犯人と決めつけている」と訴えた。

起訴状によると、2017年3~6月、品川区の土地売買で所有者を装い、積水ハウスから約55億5千万円をだまし取ったとしている。〔共同〕

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