三菱ケミHD、五輪期間は全従業員テレワーク
三菱ケミカルホールディングス(HD)は15日、東京五輪の期間中に持ち株会社の従業員約150人全員を対象にテレワークを実施すると発表した。交通混雑を踏まえて出社せず、自宅などで仕事をする。三菱ケミカルや田辺三菱製薬、大陽日酸などグループ各社にも、東京都市部の従業員を対象にした同様の取り組みを促す方針だ。
五輪に対応したテレワークは7月24日~8月9日に実施。全員が東京都千代田区の本社に勤務している持ち株会社の従業員は、本社での会議も実施せず、必要な場合はテレビ会議などを活用する。五輪期間中の年休取得も奨励する方針だ。
三菱ケミカルHDは2017年11月にテレワークを導入済み。五輪期間中のテレワーク活用を契機に、デジタル通信技術などを使ったグループ全体の業務プロセス見直しを加速させる考えだ。
関連企業・業界