三ツ星ベルト、本社の広告塔撤去 震災復興のシンボル

阪神大震災25年
関西
兵庫
2020/1/15 12:03
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三ツ星ベルトの工場屋上の広告塔は阪神大震災でボランティアらの道しるべとなった(神戸市長田区)

三ツ星ベルトの工場屋上の広告塔は阪神大震災でボランティアらの道しるべとなった(神戸市長田区)

三ツ星ベルトは15日、神戸市長田区の本社地区の工場屋上にある広告塔を5月末までに解体撤去すると発表した。広告塔は1995年の阪神大震災の際、地理に不慣れなボランティアらの目印になったとされ、震災復興のシンボルとして長年親しまれてきた。ただ近年の台風の大型化による風害が懸念され、存続は難しいと判断した。

広告塔は地上からの高さが55メートルの鉄塔で、同社の40周年の59年に建てられた。解体工事は3月中旬に始まり、塔そのものの高さ40メートルのうち、神戸市の防災行政無線の機能を維持するため、屋上から約16メートルだけ残して撤去する。

広告塔は耐震補強を施しているが、近年はむしろ大型台風による損壊が現実味を帯びてた。特に広告塔に取り付けられている「三ツ星ベルト」の文字は、一文字の大きさが6メートル四方にもなり、仮に強風で飛ばされた際に近隣への二次災害などが懸念されていた。

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