IAEA、規制委の再調査開始 活動を検証

科学&新技術
2020/1/15 10:06
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原子力規制委員会の活動など日本の原子力規制を検証する国際原子力機関(IAEA)の再調査の開始式が15日、規制委で開かれた=写真。2016年の初回調査でIAEAが出した提言や勧告の改善状況などを21日まで調べる。

IAEAのチーム(左)による原子力規制委の再調査が始まった(15日)

IAEAの総合規制評価サービスは、加盟国の要請を受けて原子力施設に関する規制制度を評価する仕組み。今回の再調査には、カナダ原子力安全委員会のラムジー・ジャマール氏をトップとする11カ国14人の専門家、IAEA職員7人が参加する。

11年の東京電力福島第1原発事故の反省を踏まえて発足した規制委は、16年の初回調査では独立性や透明性の確保について一定の評価をされた一方で、計26の提言・勧告を受けた。

規制委は硬直的だと指摘された原子力施設の検査制度に関して、検査官が自由に施設内に立ち入る制度に改めて、20年4月から本格導入する。原発の運転段階から事業者が廃炉を見据えるよう廃炉方針の策定も義務付けた。

規制委は初回調査の提言・勧告を受けた事項のうち、13項目は対応済みの「完了」、10項目が「条件付き完了」、3項目が「未了」とする自己評価書を策定し、IAEAに提出済み。

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