軽井沢バス事故4年、15人に祈り 運行会社社長が謝罪

信越
長野
2020/1/15 10:06 (2020/1/15 13:50更新)
保存
共有
印刷
その他

スキーバス転落事故現場を訪れ、献花するバス運行会社「イーエスピー」の高橋美作社長(15日午前4時53分、長野県軽井沢町)=共同

スキーバス転落事故現場を訪れ、献花するバス運行会社「イーエスピー」の高橋美作社長(15日午前4時53分、長野県軽井沢町)=共同

大学生ら15人が死亡、26人が重軽傷を負った2016年の長野県軽井沢町のスキーバス転落事故は15日、発生から4年となった。バスを運行した「イーエスピー」(東京都羽村市)の高橋美作社長(58)ら4人が事故現場を訪れ、日の出前の暗闇の中、雪をかぶった慰霊碑に花束を供え、謝罪した。犠牲者の知人は再発防止に向け「運転手の意識が変わらないといけない」と訴えた。

高橋社長は午前5時ごろ、慰霊碑の前で険しい表情で1分以上目をつぶり、両手を合わせた。事故当時、第1報を受けたのがこの時間帯だった。事故は午前1時50分ごろ発生した。

その後、報道陣に「当時と変わることのない、本当に申し訳ないという気持ちを込めて献花した。お亡くなりになられた皆さまのご冥福を改めて祈り、ご遺族や関係するすべての皆さまに心よりおわびします」と語った。

雪の中、スキーバス転落事故現場付近に立つ「祈りの碑」に向かって手を合わせる男性(15日午前0時48分、長野県軽井沢町)=共同

雪の中、スキーバス転落事故現場付近に立つ「祈りの碑」に向かって手を合わせる男性(15日午前0時48分、長野県軽井沢町)=共同

知人を亡くした東京都の30代男性も献花。仕事で企業ドライバーの研修をしているといい「忘れる頃に同じような事故が起きる。ハンドルを握る人の意識が変わらないと」と気を引き締めた。

当時、転落したバスの引き上げを担った会社の顧問、小林務さん(81)=神奈川県大和市=は「孫くらいの年の子が不慮の事故で亡くなったことに、大変悲しい気持ちでいっぱい」と話した。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]