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家族の認知症隠した35% 当事者ら7万人を国際調査

「国際アルツハイマー病協会」(ADI、本部・ロンドン)が世界的に行った調査で、認知症の人を介護している家族のうち、周囲に認知症の診断を隠したことがある人は35%だったことが14日、分かった。また当事者の85%以上が「自分の意見が真剣に受け止められないことがある」と答え、偏見に苦しんでいる状況が明らかになった。

調査は155の国・地域に住む(1)認知症の本人、(2)家族ら介護者、(3)医療従事者、(4)一般市民――の計約7万人を対象に実施した。

一般市民への調査で、自分が認知症になった場合、周囲に秘密にすると答えた人が20%。認知症の人について「衝動的で予測不可能」とした人は64%。

家族などの介護者に介護の影響を尋ねると、52%が健康問題、49%が仕事の問題を抱えていた。また、男性の方が認知症に対する見方に否定的な傾向があった。

ADIによると、認知症の人は世界中で5千万人以上で、2050年までに1億5200万人に増える見込み。認知症にかかる年間コストは日本円で100兆円以上と推計され、30年までに倍増するという。

ADI最高責任者のパオラ・バーバリーノさんは「認知症の人の生活を改善する際、偏見が最大の障壁となる。今回の調査で世界的な変化が起きることを期待する」としている。〔共同〕

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