習氏来日へ「中国は現状改善を」 防衛相が講演

政治
中国・台湾
2020/1/15 9:00
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=三木理恵子】河野太郎防衛相は14日(日本時間15日)、米シンクタンクの米戦略国際問題研究所(CSIS)で講演した。沖縄県尖閣諸島周辺で中国公船が活発に活動していることに懸念を示した。今春の習近平(シー・ジンピン)国家主席の国賓来日を取り上げ「心から日本が歓迎するには中国は状況を改善するよう努力すべきだ」と言明した。

河野防衛相とエスパー米国防長官は中東情勢などについて協議した(14日、米国防総省)

河野防衛相とエスパー米国防長官は中東情勢などについて協議した(14日、米国防総省)

中国が南シナ海で一方的な現状変更を試みていることも指摘し「このような中国の姿勢は見過ごせない」と指摘した。中国が航行の自由や法の秩序をないがしろにする場合は「それ相応のコストを支払ってもらうような状況を国際社会と連携してつくるべきだ」と語った。

中距離核戦力(INF)廃棄条約が失効したことに関しては「中国がロシアや米国とともに、INF後の新たな軍縮の枠組みに参加するよう外交的な取り組みを続ける」と強調した。

対中関係を巡っては、この後のエスパー米国防長官との会談でも議題になった。エスパー氏は会談後の記者会見で「南シナ海、東シナ海の安定を乱す行動に引き続き対抗する」と強調。「尖閣諸島の日本の姿勢を一方的に損ねようとする行為にも反対する」と語った。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]