NYダウ小幅続伸、32ドル高 好決算銘柄に買い

北米
2020/1/15 6:35
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【NQNニューヨーク=戸部実華】14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に続伸し、前日比32ドル62セント(0.1%)高の2万8939ドル67セントで終えた。JPモルガン・チェースなど米銀行大手が14日発表した好決算を受け、買いが優勢となった。ただ、米国が発動済みの対中追加関税を今秋の大統領選後まで維持すると伝わると、米中関係や米経済への影響を嫌気した売りで小幅に下げに転じる場面もあった。

JPモルガンの2019年10~12月期決算は、1株利益や純営業収益が市場予想以上に増えた。同業のシティグループの決算も市場予想を上回り、株価は過去1年(52週)高値を更新した。デルタ航空も米国内の旅客増で好決算となった。米企業業績への楽観論につながり、ダウ平均は上げ幅を一時147ドルまで広げた。

午後に入ると相場が軟調になる場面があった。米ブルームバーグ通信が、米中が貿易協議の「第1段階」の合意文書に署名しても「米政府は大統領選後までは追加関税を引き下げない」と報じた。13日に米政府が中国の「為替操作国」の指定を解除し、両国の対立が和らぐとの期待が広がっていただけに、米中摩擦の不透明感が意識された。

最近の相場上昇をけん引してきたハイテク株は利益確定売りに押された。GAFA(アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)は軒並み1%前後下げた。ソフトウエアのマイクロソフト、半導体のエヌビディアも安い。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比22.603ポイント(0.2%)安の9251.329で終えた。

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