NY連銀、資金供給を継続 短期金利に上昇圧力

金融機関
北米
2020/1/15 5:48
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【ニューヨーク=後藤達也】ニューヨーク連邦準備銀行は14日、短期金融市場への大規模な資金供給を今後1カ月も続ける方針を示した。これまでと同様、翌日物の資金供給を連日で1200億ドル(約13兆2千億円)をめどに実施。2週間物の資金も週に2回程度、300億~350億ドル供給する。年末を越えてからも民間金融機関の資金不足が続いており、資金供給で金利上昇を抑える狙いだ。

NY連銀は資金供給の継続を決めた=ロイター

米連邦準備理事会(FRB)は短期金利を1.50~1.75%にすることを決めており、傘下のニューヨーク連銀が金融調節を運営している。運営方針は月に1回見直しており、今回は2019年12月に公表した供給規模とほぼ同様の水準だった。

米大手銀は金融規制に対応するため、他の金融機関へ余裕資金を融通しなくなっている。このため、投資信託やヘッジファンド、中小金融機関などの短期資金が不足する状況が続いている。年明け以降もニューヨーク連銀は連日で資金供給しており、民間部門での資金の逼迫が続いている。

市場では資金の逼迫は今後も続くとの見方が多い。FRBは金融機関がいつでも資金を借りられる仕組みの導入も検討を進めている。

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