イラン反政府デモで30人拘束 旅客機撃墜抗議4日目

イラン緊迫
中東・アフリカ
2020/1/15 2:46
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【イスタンブール=木寺もも子】イラン司法府は14日、「国家の安全を脅かす違法なデモ行為に参加した」などとして、これまでに約30人を拘束したと明らかにした。SNS(交流サイト)の映像などによると、首都テヘランなどでは11日以降、ウクライナ国際航空の旅客機撃墜に抗議する学生らの反政府デモが続いており、4日目を迎えた14日も収まる気配がなかった。

14日、テヘランで反政府デモに参加する人々=AP

司法府の報道官によると、拘束した約30人のうち一部は既に釈放した。「平和的なデモは問題にしない」として、弾圧ではないことを強調した。

ただ、SNSで出回っている現地のものとみられる映像では、治安当局者がデモ参加者を棒でなぐる様子や、参加者が血を流している姿もみられる。実弾が発砲されたとの情報もある。

デモ隊の怒りがウクライナ機への誤射を隠蔽しようとしたとみられる政府に向く中、ロウハニ大統領は同日、撃墜は「許されない過ちだった」として、関係者を処罰する考えを示した。誤射を防げなかった構造的な問題も調査すると約束した。「根本的な原因は緊張を招いた米国にある」とも主張した。

イランは14日、誤射にかかわった複数の人物を逮捕したとも発表した。

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