独検察、VW排ガス不正で6人を追加起訴

自動車・機械
ヨーロッパ
2020/1/15 0:58
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【フランクフルト=深尾幸生】ドイツの検察当局は14日、独フォルクスワーゲン(VW)の従業員6人を追加で起訴したと発表した。2015年に発覚したディーゼル車の排ガス不正問題で偽証や脱税などの罪としている。この問題で独検察が起訴した人数は合計11人になった。現地メディアによると、VWは会社ではなく個人への捜査としてコメントを避けた。

VWの排ガス不正問題は終わりが見えない(写真はウォルフスブルクのVW本社)=ロイター

VWの本社所在地を管轄するブラウンシュバイクの検察によると、起訴の対象となったのは2006年11月から15年9月までの複数の罪だという。6人のうち3人は直接関与し、ほかの3人は不正を知りながら補助的な役割を担ったとしている。

ブラウンシュバイク検察は19年4月にマルティン・ヴィンターコーン元社長など5人を起訴。今回の6人はこの5人に追加したかたちだ。これとは別に、検察は9月にはヘルベルト・ディース社長ら3人の現旧首脳を排ガス不正の開示遅れによる株価形成をゆがめたとして起訴した。

VWの排ガス不正は15年9月18日に米国で公になった。全世界で約1100万台のディーゼル車が有害物質の排出を不正に操作するソフトウエアを搭載。VWはこれまでに300億ユーロ(約3兆5500億円)を超える罰金や賠償金を支払った。

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