タイ国営通信2社が合併へ 民間に押され業績低迷

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2020/1/14 20:30
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【バンコク=岸本まりみ】タイ政府は14日、国営通信会社のTOTとCATテレコムの合併を閣議で承認した。6カ月以内に合併の手続きを完了し、新会社「ナショナル・テレコム」として通信事業を続ける計画だ。両社は民間の通信会社に押され、いずれも業績不振が続いていた。両社で重複する事業を整理し、経営の立て直しを図る。

TOTの通信設備を設置する男性(19年2月、タイ中部のカセサート大学)=三村幸作撮影

今回の合併はタイの国営企業改革の一環。現地紙の報道によると従業員のリストラはない見込み。タイでは2月には第5世代(5G)通信向けの電波競売が予定されている。TOTとCATは合併をにらみ、共同で応札する考えを示している。

タイの通信業界はかつて国内通信をTOT、国際通信をCATが担っていた。通信自由化以降は民間との競争にさらされて業績が低迷。足元の携帯通信の市場シェアは両社合わせて2%前後とみられる。

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