農業にスマート眼鏡 NTTドコモ、高知で実験

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2020/1/14 19:21
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NTTドコモは14日、高知県立農業担い手育成センター(高知県四万十町)で農業の遠隔指導に向けた実証実験を17日から始めると発表した。眼鏡型ウエアラブル端末「スマートグラス」を活用する。現行の「4G」サービスで始め、2020年末をめどに次世代通信規格「5G」に切り替える。就農前の研修生の育成につなげるのが狙いだ。

遠隔指導用のスマートグラスはマイクとスピーカーを内蔵し音声のやりとりができる

システムは同センター内にある圃場と本館・別館を結ぶ。圃場にいる研修生がマイクとスピーカー内蔵のスマートグラスを装着。研修生が圃場で見たことを本館・別館いずれかにいる指導員のパソコンに配信する。

例えば研修生がナスに傷があることに気づいたら、「傷の状態を見てください」と指導員に呼びかける。指導員はリアルタイムで送られてくる映像を画像にして解析し「傷は虫によるもの。病気ではない」と音声で答える。そして傷の画像にどう対処したらいいかといった指示内容を描画して送信すると、研修生のグラスに画像が投映される。

栽培技術の「見える化」が目的で、経験や勘に頼らない農業を目指す。5Gになると、高精細で立体的な映像や画像のやりとりができるので指導の質を高めることができるという。実験は2年間の予定で、指導のノウハウを蓄積し全国展開を目指す。

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