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業績ニュース

外食9社、5社が営業減益 9~11月、消費増税が逆風
リンガハットやサイゼリヤ 客数減響く

小売り・外食
2020/1/14 22:00
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外食大手の決算で消費増税が逆風になっている。業績を左右したのは増税への抵抗力で、14日までに出そろった大手9社の2019年9~11月期の連結決算(ハイデイ日高は単独)は5社が前年同期比で営業減益になった。リンガーハットサイゼリヤなどは増税後に既存店の客数が落ち込んだ。壱番屋は値上げで客単価が上昇し、吉野家ホールディングスは価格の高い商品が好調だった。

株式の時価総額が500億円を超える大手の業績を集計した。リンガハットは14日、20年2月期の営業利益が前期比25%減の18億円になりそうだと発表した。従来予想は26億円だった。既存店売上高の計画を前期比1%増から3%減に下方修正した。運送費や人件費の上昇も重荷となる。

リンガハットは昨年10月の増税で客数が落ち込んだ。増税直後の10月は客数が4%減少し、既存店売上高は6%減となった。ちゃんぽん店「リンガーハット」では8月からランチを値下げした。税抜きで300円台の定食を設けるなどお得感を打ち出したが、客数が計画に届かなかった。9~11月の3カ月だけをみると営業利益は前年同期に比べ8割強の減少だ。

増税への抵抗力を示すのが10月の実績だ。月次の既存店売上高を開示している7社のうち5社が前年同月を下回った。大型の台風上陸で店舗を休業した影響もあった。

サイゼリヤは10月の既存店売上高が9%減になった。増税後も看板商品「ミラノ風ドリア」などで税込み価格を据え置いたが、客数の落ち込みが大きかった。堀埜一成社長は「サイゼリヤは軽減税率の適用がなく、増税の影響がでた。10月の落ち込みは想定以上」と話す。ラーメン店を運営するハイデイ日高も10月の既存店売上高が6%減となった。客単価も客数も前年同月を下回った。

10月に客単価が上昇したのが壱番屋になる。「カレーハウスCoCo壱番屋」は19年3月に主力商品の「ポークカレー」などを値上げしており、10月の客単価は前年同月に比べ3%増だった。客数は減少したものの9~11月の営業利益は12億円と前年同期比で22%の増加になった。

10月に既存店売上高が前年同月を上回ったのは牛丼店「吉野家」とコメダホールディングスだ。吉野家は牛丼の新サイズ「超特盛」や「牛すき鍋膳」など高単価商品が人気を集めた。増税を見据えて10月には値下げキャンペーンに踏み切り、客数も伸ばした。吉野家HDの9~11月期の営業損益は4600万円の赤字。季節要因もあり営業赤字になったが、前年同期は6億1700万円の赤字で、採算が改善した。

株式市場の評価も分かれている。19年8月末の株価と比較すると吉野家HDが22%上昇、クリエイト・レストランツ・ホールディングスが26%上昇した。一方でハイデ日高が6%下げ、リンガハットは1%の上昇だ。

いちよし経済研究所の鮫島誠一郎氏は「既存店売上高が持ち直している企業もある。今、株価が下落している企業も1月の既存店売上高次第で反発に転じる」と指摘している。

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