住友商事、米素材系企業に出資 3Dプリンター向け

スタートアップ
環境エネ・素材
北米
2020/1/14 17:15
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住友商事は14日、米国の素材系のスタートアップ、エレメンタム3D(コロラド州)に出資したと発表した。エレメンタムは、自動車部品会社が3Dプリンターで部品を製造する際、材料として投入するアルミ合金の粉末を製造する。住友商事は軽量で耐食性に優れるアルミ合金を使った3Dプリンター製部品の需要が増えると判断。エレメンタムの販路開拓を支援する。

住友商事が出資した米エレメンタム3Dが販売するアルミ合金の粉末

米国法人を通じて2019年末にエレメンタムにマイナー出資した。出資額は非公表。エレメンタムは14年の設立で、同社のアルミ合金の粉末は自動車や衛星の部品の材料に使われている。今後、航空機や石油の油井管関連にも用途が広がる可能性があるという。

3Dプリンターでアルミ合金を材料に部品をつくると、成形の過程で亀裂ができて部品の強度が弱まる課題がある。エレメンタムはアルミ合金の粉末に特殊なセラミックを混ぜて、3Dプリンターでも鍛造品と同程度の強度をもつ部品をつくれるようにした。

住友商事は17年に米国でスタートアップを対象に投資ファンドを立ち上げた。原則として米国法人の裁量で投資先を決められるようにしており、エレメンタムへの出資が10件目になる。

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