運送会社に男が立てこもり 島根・出雲、女性人質に
「社長出せ」と要求、関係者に恨みか

中国
島根
2020/1/14 16:34 (2020/1/15 1:11更新)
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男が立てこもった運送会社「上田コールド」の本社(14日午後8時48分、島根県出雲市)=共同

男が立てこもった運送会社「上田コールド」の本社(14日午後8時48分、島根県出雲市)=共同

14日午後2時20分ごろ、島根県出雲市神西沖町の運送会社「上田コールド」の本社に男が現れ、包丁のようなものを持って立てこもった。県警によると、男は20代とみられ、2階の会議室で出雲市の40代女性事務員を人質に取った。「社長を出せ」と要求。捜査員らが事務所内に入り、説得に当たった。女性にけがはないもよう。

男が説得に当たった捜査員に「会社関係者に個人的な恨みがあった」と話していることも捜査関係者への取材で判明。県警は、社長や人質となった女性以外の同社関係者に個人的な恨みを抱いていた可能性があるとみて調べている。

県警によると、男は「立てこもりをしたい」と言って事務所の玄関から入ってきた。当時、7人程度の従業員がおり、1人を除いて避難。外に出た1人が通報した。男は同社の関係者ではないとみられ、業務上の関連も確認されていない。人質となった女性とも面識はないとみられる。

男は包丁のようなものを持ったまま、女性事務員がいる会議室の出入り口付近におり、落ち着いた様子で廊下にいる捜査員とやりとりしている。金品の要求はなかった。男は窓のブラインドを下ろす際に軽いけがをしたと話している。

現場はJR山陰線の出雲神西駅から北西に約1.5キロの住宅や農地が点在する地域。

民間信用調査会社などによると、上田コールドは1973年に創業し、生鮮品の低温物流に特化した運送事業を展開。出雲市や鳥取市に物流センターを構え、神戸市東灘区には関連会社がある。従業員数は約170人。〔共同〕

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