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次期衆院選へ準備加速 共産党大会が開幕

16年ぶり綱領改定へ 志位氏「野党連合政権に尽力」

共産党大会では立民など野党幹部が来賓として出席した(14日、静岡県熱海市)

共産党の第28回党大会が14日、静岡県熱海市の党研修施設で始まった。志位和夫委員長はあいさつで「野党連合政権をつくるために力を尽くす」と述べた。16年ぶりに綱領を改め、外交などでの現実路線を印象づける。次期衆院選へ向けて立憲民主党など他の野党と小選挙区の候補者調整を進めるとともに、共通政策の作成をめざす。

共産党の党大会は2017年1月以来で、18日まで開く。14日は来賓として立憲民主党の安住淳国会対策委員長、無所属の中村喜四郎衆院議員らがあいさつした。安住氏は「互いの距離をさらに縮め、国会運営や国政選挙で協力しよう」と訴えた。中村氏は「野党のほうがいいと言われる外交・防衛政策をつくらねばならない」と指摘した。

党大会では04年以来となる綱領改定を決める。名指しを避けながら中国やロシアを念頭に「いくつかの大国で強まる大国主義・覇権主義は世界の平和と進歩への逆流」と批判した。

現綱領は「資本主義から離脱したいくつかの国々で『市場経済を通じて社会主義へ』という新しい探究が開始」と明記し、中国を評価している。新たな綱領ではこの記述を削除する。中国が周辺海域で実効支配を強めたり、香港などで反政府抗議活動を抑圧したりしていることを踏まえた。

党大会では今後の活動方針案も決定する。党創立100年に当たる22年までに野党連合政権の実現をめざすと打ち出す。日米安保条約の破棄や自衛隊の解消などに関し「政権に持ち込むことはしない」とし野党内での一致点を探る。

現実路線を示し、非自民勢力の受け皿の一翼を担うことを狙う。首相主催の「桜を見る会」の追及では立民、国民民主などと歩調を合わせた。共産党幹部は「政策面での連携が進めば、次期衆院選に向けてかなりの選挙区で候補者調整が可能だ」と語る。

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