トヨタ系部品各社、「CASE」を深掘り

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2020/1/14 10:31
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アイシン精機トヨタ紡織などトヨタ自動車系の部品各社もCESで、コネクテッドカー(つながる車)などの「CASE」を深掘りする技術を打ち出した。

アイシンは自動運転車などでの実装をにらんだコンセプト車を中心に展示。人を検知するセンサーや自動で開くドア、電動の薄型スロープなどすでに量産対応が可能な部品を中心にPRした。トヨタ紡織は自動運転車を発注する自動車メーカーなどの要望に合わせてシートや内装などを自由に入れ替えできるサービスを提案する。同社はスポーツカーに使える高出力のリチウムイオン電池も開発中だ。

今年初出展となる豊田合成は、電気で動くゴム素材「イーラバー」に特化。いったん自動車向けを離れて、来場者にポストCASEとなる次世代の技術を訴える。

目玉は拡張現実(AR)とイーラバー、センサーなどを組み合わせた世界初公開の装置だ。ARのメガネを通して現れるピアノを実際に弾くのが手に伝わるような感覚で演奏できたり、仮想の青い鳥が自分の指に実際に止まったように感じられたりする。視覚や聴覚だけでなく、触った感触も離れた場所に送ることができるようになり、工場などの産業用だけでなく映画などエンターテインメント分野でも使えるという。

2020年はホンダが「レベル3」の自動運転車を発売する予定。電気自動車(EV)も各社が量産品を投入し、CASE元年となりそうだ。CASE関連の自動車部品は実際に備え付ける段階に入るほか、100年に1度の変革期を踏まえたCASEの先を見据えた動きも活発になりつつある。(大本幸宏)

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