つながる車の仲間作り加速 GAFAに対抗

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2020/1/14 10:26
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トヨタ自動車デンソーホンダなどが参画する車載ソフトウエア団体「オートモーティブ・グレード・リナックス(AGL)」の存在感が増している。トヨタはAGLによるソフトをベースにしたシステムを搭載した新型「RAV4」を出展。マツダは「CX-30」を展示した。CESの出展は参画する各社が共通のソフトをベースにいかに機能を拡張して「味付け」するかを競う趣向だ。

AGLはオープンソースの「リナックス」を使ってカーナビやオーディオを制御するソフトを作るほか、つながる車(コネクテッドカー)や自動運転車のソフトウエアの基盤を共有することを目指している。自動車メーカーだけでなくパナソニックなど電機やIT(情報技術)など幅広い企業が参画。アマゾン・ドット・コムも主要な構成メンバーだ。

トヨタの担当者は「車への組み込みソフトはかつては日本が強い分野だったが、今は技術者の確保に苦しんでいる」と指摘。「各社が組んで開発できる分野は積極的に協調していく」と話す。

搭載車も増える見通しだ。19年には中国の上海汽車集団や独フォルクスワーゲンもAGLに入った。アップルやグーグルに頼らず、車載ソフト利用の仲間作りを進める理念は自動車業界で広がっている。(大本幸宏)

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