前世界陸連会長、初公判 ロシアのドーピング隠蔽疑惑

2020/1/14 9:39
保存
共有
印刷
その他

【パリ=共同】ロシアの組織的ドーピング隠蔽に関与した疑惑で、収賄や資金洗浄などの罪で起訴されたセネガル人の世界陸連前会長ラミン・ディアク被告や息子のパパマッサタ被告らの初公判が13日、パリの裁判所で開かれた。地元メディアが伝えた。

ディアク父子は、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和前会長が贈賄の疑いで正式捜査の対象となった2020年東京五輪招致疑惑でも、収賄の疑いが持たれている。

フランスからの出国が禁じられているラミン被告は出廷。パパマッサタ被告は国際手配されたがセネガルにとどまったままで欠席した。開廷後、検察側がこの日の朝に新たな資料がセネガルから届いたとして審理延期を要請し、6月に先送りとなった。

ドーピング隠蔽に関し、1999~2015年に国際陸連(現世界陸連)会長を務めたラミン被告は隠蔽を図る見返りに、ロシア側に対し直接、間接合わせて345万ユーロ(約4億2千万円)を要求するなどしたとされる。

東京五輪招致疑惑では、招致委員会がシンガポールのコンサルタント会社に払った金の一部がパパマッサタ被告に渡り、見返りに国際オリンピック委員会(IOC)委員だったラミン被告が、開催都市決定の際に票をとりまとめた疑いがある。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]