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パナマ運河、水不足で通航制限へ 2月から

【メキシコシティ=丸山修一】パナマ運河庁は13日、1日当たりに通航できる船舶を現状よりも制限するとともに、追加料金の徴収を始めると発表した。歴史的な降雨量の減少で通過する人造湖の水位が大幅に低下しているため。通航制限によってさらなる水位低下を防ぎ、大型船舶の通航を維持したい考えだ。

パナマ運河は現状では1日当たり最大で32隻の船舶が運航しているが、2月15日からは最大で27隻とする方針だ。パナマ運河庁は水量などの条件が許す限り、制限数に追加して運航を許可する方針だが、現状よりも通航可能な隻数が削減されるのは避けられそうにない。

新たな料金の徴収も始める。運河の運営に必要な水の利用料として一定規模以上の船舶に対して固定料と、通航する日の人造湖の水位に応じて変動する料金を求める。パナマ運河庁によると2018年の降雨量は平均よりも20%少なく、過去70年間で5番目に乾燥した年だったという。

パナマ運河は主に米東海岸とアジア地域を結ぶ重要な航路の一つとなっており、日本企業の利用も多い。このまま降雨量が減り水不足が深刻になれば、運河の通航が現状以上に難しくなる可能性もあり、世界的な物流網にも影響を及ぼしかねない。

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