元大統領の死刑判決無効に パキスタン、高裁が判断

2020/1/14 0:39
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【イスラマバード=共同】パキスタン東部ラホールの高裁は13日、ムシャラフ元大統領に対して昨年12月、反逆罪で死刑判決を言い渡した特別法廷の設置手続きについて「違法だった」とする判断を示した。元大統領側の弁護士らによると、死刑判決は無効となった。地元メディアが伝えた。

パキスタンのムシャラフ元大統領(2013年4月)=AP

同国で軍政時代の大統領が反逆罪に問われ、死刑判決が出たのは初めてのケースで、元大統領側が控訴していた。反逆罪に問う手続きは2013年に当時のシャリフ政権が開始したが、現在のカーン政権はシャリフ派にその後の下院選で勝利した勢力で、カーン政権が上訴するかどうかなど今後の手続きは不透明だ。

ムシャラフ氏は1999年、軍トップの陸軍参謀長としてクーデターを主導、当時のシャリフ政権を崩壊させた。2001年に大統領就任。07年の大統領選で陸軍参謀長を兼任したまま出馬、公職兼任を禁じる憲法に違反したとして提訴されたが、非常事態を宣言して憲法を停止、再選を確定させていた。

同氏はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで事実上の亡命生活を送っている。

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