インド物価上昇 5年5カ月ぶり高水準 19年12月7%

南西ア・オセアニア
2020/1/13 22:25
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【ムンバイ=早川麗】 インド統計局は13日、2019年12月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比7.4%上昇したと発表した。14年7月(7.4%上昇)以来の伸び率となった。野菜が61%、豆類が15%、肉・魚が10%それぞれ上がった。昨夏の悪天候を受け、19年9月から上昇率が高まっていた。高い物価上昇が続けば政府への市民の不満が強まりかねない。

昨夏の天候不順でタマネギなど野菜が高騰している(印西部マハラシュトラ州)=ロイター

インド料理に欠かせないタマネギなどの値上がりが目立つ。インドは菜食主義者が多く、野菜や豆類の物価上昇は国民の食生活を直撃する。インド経済の成長が鈍化する中、インフレは個人消費を一段と冷やす懸念もある。

インドは19年7~9月期まで実質経済成長率が6四半期連続で減速している。同国の中央銀行は19年、景気刺激のために政策金利を段階的に引き下げてきた。中銀は一段の金融緩和を視野に入れているが、インフレ懸念が高まったことで、今後は難しい判断を迫られそうだ。

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