ラグビー

東芝が開幕白星、要所で伝統芸光る ラグビー・トップリーグ

2020/1/12 22:28
保存
共有
印刷
その他

客席には女性や子供の姿が目立った。東芝のジャージーを着た日本の主将が突進すれば「リーーーチ!」。W杯でおなじみの応援が響く。昨秋の祭典を連想させるスタジアムにリーチも目を細める。「僕はTLで9年目だけど、初めての光景」

前半、攻め込む東芝・リーチ(右端)=共同

前半、攻め込む東芝・リーチ(右端)=共同

【関連記事】神鋼・東芝などが白星発進 ラグビーTL開幕

ピッチの上ではW杯戦士が競演した。サントリーの松島は股の下を通してボールを真後ろに放る。約20メートル外の味方に合わせ、トライをアシスト。海外でもめったにお目に掛かれぬ美技だった。オーストラリア代表のケレビはタックルでトライ2本を防ぐ。サントリーが攻めに転じれば、東芝のニュージーランド代表トッドがジャッカルで球を奪う。

会場の熱狂と対照的に、昔から変わらぬ強みを見せたのが東芝だった。新機軸のボールを動かす攻めを交えつつ、要所で光ったのは伝統芸。開始早々、モールを起点にリーチらFWの力勝負でトライを挙げる。その後もスクラムで反則を誘い、相手を抱え上げてボールを奪う。昨季は11位と低迷したが、かつての黄金期を思わせる頑健さ、力強さだった。

サントリーが前半で退場者を出さなければ勝敗がどう転んだかは分からない。ただ、肉弾戦の強度、技術のレベルは「にわかファン」と呼ばれる人も満足できるものだったろう。「素晴らしい試合ができた。ラグビーに興味を持つ人が増えたと思う」。リーチは胸を張った後、「ラグビーをずっと好きでいてもらえるように、毎週いい試合をしたい」。こちらもW杯の時と変わらぬ誠実な談話で、シーズンの奮闘を誓った。(谷口誠)

日経電子版が最長2月末まで無料!
初割は1/24締切!無料期間中の解約OK!

保存
共有
印刷
その他

ラグビーのコラム

電子版トップスポーツトップ

ラグビー 一覧

福岡堅樹=共同

 日本ラグビー協会は17日、ワールドカップ(W杯)日本大会の日本代表で活躍した福岡堅樹(パナソニック)が24日から7人制代表候補の活動に合流すると発表した。当面は練習生として加わり、東京五輪出場を目指 …続き (17日 20:43)

 日本ラグビー協会は15日、東京都内で理事会を開き、2021年秋に新リーグを創設することを決めた。社会人のトップリーグ(TL)を発展的に解消する形で設置する。ホームスタジアムの確保など各チームに求める …続き (15日 20:48)

 熊谷ラグビー場で12日、ラグビーのトップリーグ選手によるラグビー教室が開かれた。小学生約50人がパナソニックワイルドナイツに所属する選手らからタックルやパスの方法などを学んだ。ラグビータウン・熊谷市 …続き (15日 1:49)

ハイライト・スポーツ

[PR]