ソフトバンクG出資のOYO、インド・中国で1800人削減
インドではさらに1200人削減計画 米報道

アジアBiz
2020/1/12 16:32
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OYOは米国でホテルを買収するなど事業を強化する一方、インドと中国では事業再編に着手し、余剰人員を減らした(ニューデリーの「OYO])=ロイター

OYOは米国でホテルを買収するなど事業を強化する一方、インドと中国では事業再編に着手し、余剰人員を減らした(ニューデリーの「OYO])=ロイター

【ムンバイ=早川麗】米ブルームバーグ通信によると、インドの新興ホテル運営会社OYO(オヨ)ホテルズアンドホームズがインドや中国で1800人規模の人員を削減したことがこのほど分かった。オヨは米国でホテルを買収するなど事業を強化する一方、中印では事業再編に着手し、余剰人員を減らした。オヨにはソフトバンクグループ系が出資している。

インドでは全体の12%にあたる1200人を、中国で全体の5%にあたる600人を解雇した。インドでは今後3~4カ月でさらに1200人を削減する計画という。同社は既存ホテルをフランチャイズチェーン(FC)にし、経営ノウハウや予約管理を提供してフランチャイズ料を受け取る事業モデルだ。中国ではホテルのオーナーがオヨの契約違反を訴えて抗議する動きも出ているようだ。

2013年創業のオヨは世界80カ国で約120万室を持ち、ホテル世界2位だ。日本にも進出している。会社設立以来、事業を急拡大してきたが、本国インドでの事業を含めて利益面の課題が大きいためリストラに踏み切ったとみられる。

米調査会社CBインサイツによると、オヨの企業評価額は「デカコーン」と呼ばれる100億ドル(約1兆900億円)に達する。ソフトバンクグループが運営する「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」の有力投資先の一つだ。オヨで事業面の混乱や業績悪化が深刻になると、SVFの運用や2号ファンドの資金集めにも影響を与えかねない。

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