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トランプ氏、イランの反政府デモを支持 旅客機撃墜で

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は11日、イラン軍がウクライナの旅客機を撃墜したことに抗議するイランの反政府デモを念頭に「私は大統領就任の時からあなた方とともにあり、私の政権は支持を続けていく」とツイッターで表明した。イランでは経済減速などを理由に指導部に対し反発を強める国民も目立つ。トランプ氏は反政府デモをテコにしてイランに挑発的な行動を改めるよう圧力をかける狙いだ。

トランプ氏はツイッターで「勇敢で長く苦しむイラン国民に告ぐ」と書き込み、反政府デモを支持する考えを示した。武力弾圧を防ぐため人権団体によるデモの監視を認めるようイラン政府に迫り「世界が注視している」と強調した。英語に加えてペルシャ語でも同じ内容をツイートし、デモ隊との連帯を印象づけた。

イランは11日、ウクライナ国際航空の旅客機の墜落に関与を否定する従来の主張を撤回し、ミサイルで誤って撃墜したと認めた。ポンペオ米国務長官は11日、ツイッターで「イラン国民は政権の嘘や腐敗、能力不足、イラン革命防衛隊の残虐さにうんざりしている」と指摘した。イランが墜落に関する事実関係を突然変えたことを非難したものだ。

米政府高官は旅客機墜落について「イランの無謀な行動が破滅的な事態を招いた」と指摘。イランが周辺国の武装勢力支援や弾道ミサイル開発などで米国との対立をあおったことで起きた惨事との見方をにじませた。イランのザリフ外相は、米国が中東情勢の緊迫を招いたことが誤射の根本的原因と主張している。

カナダのトルドー首相は11日、イランが旅客機撃墜を認めたことに関して「重要なステップだ」と評価しつつ「まだ多くのステップが残されている」と指摘。透明性の高い調査で墜落の詳細を明らかにしていくべきだとの考えを強調した。墜落機には多くのカナダ人が搭乗していた。

ウクライナ機は8日、イランの首都であるテヘラン近郊の国際空港を離陸した直後に墜落した。乗客と乗員を合わせて176人全員が死亡した。

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