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海自機、中東へ出発 防衛相「情報収集、大きな意義」

派遣隊員に訓示する河野防衛相(11日午前、那覇市の海自那覇航空基地)

中東海域で情報収集活動にあたる海上自衛隊の「P3C」哨戒機2機が11日午前、沖縄県の海自那覇航空基地を出発した。20日から防衛省設置法に基づく「調査・研究」を始める。2月2日には護衛艦「たかなみ」も神奈川県の横須賀基地を出航する。中東情勢の緊迫化を踏まえ、シーレーン(海上交通路)で民間船舶の安全を確保する。

河野太郎防衛相は11日の出発行事で「中東地域の平和と安定は国際社会にとって極めて重要だ。自衛隊の情報収集活動は大きな意義がある」と訓示した。政府が2019年末に閣議決定した自衛隊派遣の第1陣となる。期間は12月26日までで、延長する場合は閣議決定が必要になる。

P3C哨戒機を見送る家族ら(11日午前、那覇市の海自那覇航空基地)

オマーン湾、アラビア海北部、バベルマンデブ海峡東側のアデン湾の3海域の公海で活動する。イランに面するホルムズ海峡やペルシャ湾は活動区域に含めない。

哨戒機はソマリア沖アデン湾での海賊対処行動も兼務する。アフリカ東部のジブチに拠点を置く。上空から海を監視し、治安情報を収集する。米国や沿岸国とも情報交換などで協力する。

日本人や日本の積み荷を運ぶ日本関係船舶が攻撃を受けた場合は、自衛隊法に定める「海上警備行動」を発令して保護にあたる。武器使用を伴う防護は日本籍船に限る。

中東ではイランが在イラク米軍基地を攻撃するなど緊張が高まっていた。政府は事態がひとまず収束したと判断し、予定通り自衛隊を派遣する。

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