予防接種の間隔制限撤廃へ 厚労省、日程組みやすく

2020/1/11 9:14
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厚生労働省は11日までに、異なる種類のワクチンを続けて打つ場合に間隔を数日以上空けるよう定めていた制限を、10月から一部を除いて撤廃する方針を決めた。安全性や効果に影響が出ないことが分かったためで、接種機会の多い乳幼児のスケジュールが組みやすくなる。

これまで複数のワクチンを同時に接種することは医師の判断でできた。しかし別の日に打つ場合、ロタウイルス胃腸炎など経口生ワクチン接種後は27日以上、B型肝炎などの不活化ワクチンでは6日以上、間隔を置かなければならなかった。

ワクチンの安全性や効き目に影響が出るという報告がなかったことから、同省は専門家会議に改定案を示していた。乳幼児が激しい嘔吐や下痢を起こすロタウイルス胃腸炎のワクチンを10月から定期接種化することが決まっており、接種機会が増えるのを前に、欧米を参考に見直した。

ただ、はしかと風疹の混合ワクチン(MRワクチン)など注射するタイプの生ワクチンについては、影響が出るという報告があり、これまでと同様に27日以上の間隔を設ける。インフルエンザワクチンなど同じものを複数回接種する場合も対象外となる。

〔共同〕

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