別のイラン高官殺害は失敗 米、有力司令官と同じ日

2020/1/11 6:54
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【ワシントン=共同】複数の米メディアは10日、米軍がイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官をイラクで殺害した3日、イエメンでも別のコッズ部隊高官を殺害する秘密作戦を実施したが失敗していたと報じた。複数の米当局者の話としている。

6日、イラン精鋭部隊のソレイマニ司令官の葬儀に参列し、かつての米国大使館前に掲げられた司令官の写真の前を歩く市民=AP

ワシントン・ポスト紙は、ソレイマニ氏殺害が「公表されたものより大きな作戦の一部だった可能性がある」と指摘。当初はソレイマニ氏殺害と合わせて発表する予定だったが、イエメンの作戦は失敗に終わったため公表されなかったという。

また、トランプ大統領は10日、FOXニュースで、ソレイマニ氏殺害に踏み切った理由に挙げている攻撃計画は「4つの米大使館」が対象だったと述べた。トランプ氏はこれまでイラク・バグダッドの米大使館が狙われていたと説明していたが、ほかの3つがどこかは不明。

イエメンで米軍の標的とされたのは、コッズ部隊の財務を担当する現場司令官のシャハライ氏。米政府は昨年12月、2011年に米首都ワシントンでサウジアラビアの駐米大使の殺害を計画したなどとして1500万ドル(約16億円)の懸賞金を設定して情報提供を求めていた。

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