米経済学会、黒人や女性の活躍促す 面接ルールも変更
「多様性は革新にプラス」と自ら動く
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米国で130年超の歴史を持ち、2万人超の経済学者や学生が会員となっている米国経済学会が、より多様性を持つ場に変わろうとしている。米国で経済学は長らく白人男性中心の分野とされてきた。1月3~5日に米カリフォルニア州サンディエゴで開かれた米国経済学会の総会では、黒人や女性の活躍を促すための活発な議論がなされた。
「黒人女性が経済学を専攻することについて」――。ボストン大やミシガン州立大など5人の黒人...