武田、世界でワクチン販売 シャイアーの販路活用
[有料会員限定]
武田薬品工業は2021年度から、ワクチンの世界販売に乗り出す。武田は他社が手掛けていないデング熱の新薬を開発中で、19年に買収したアイルランドの同業シャイアーの販路を活用する。ワクチンは大量に生産し販売できる体制が必要で、欧米の製薬大手が圧倒的なシェアを占める。日本勢がワクチンを世界規模で販売するのは初となる。
英調査会社エバリュエートによると、18年の世界のワクチン市場は305億ドル(約3兆3500億円)で...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り666文字
関連企業・業界
企業: