北陸3県景気判断、日銀1月据え置き

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2020/1/10 18:58
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日銀金沢支店は10日発表した1月の金融経済月報で、北陸3県の景気について「引き続き拡大基調にあるが、その速度は一段と緩やかになっている」とした。この全体判断は3カ月連続。実体経済の主要項目も個人消費は「着実に持ち直している」、生産は「弱めの動きとなっている」といずれも前回の判断を維持した。

製造業などでは米中貿易摩擦の影響で受注が減る一方で、設備の維持更新などの投資は堅調に推移。次世代通信規格「5G」向けのスマートフォンなどで新たな需要が出てきており、生産面を下支えしているという。

個人消費については、一部で消費税率引き上げ後の反動減や暖冬による影響があるが、持ち直しの基調は変わらないとした。

武田吉孝支店長は米国とイランの緊張の高まりを念頭に「エネルギー価格の上昇や円高などが起これば北陸経済に影響はあるが、今のところただちに打撃となる状況ではない」との見方を示した。米中貿易摩擦については「両者に対話の動きがみられることで企業の安心材料にはなっている」と話した。

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