エアシェアの航空機シェア始動、初年度100便目指す

2020/1/10 17:45
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航空スタートアップのエアシェア(北海道帯広市)は10日、小型航空機のシェアリングサービスを始めたと発表した。インターネット上で稼働していない機体のオーナーとパイロット、利用客をマッチングする。大手航空会社の航路がなくても全国の空港間を結べる。観光やビジネスの需要を見込み、初年度に100フライトを目指す。

10日から航空機シェアサービスを始めた進藤寛也・エアシェア社長

10日から航空機シェアサービスを始めた進藤寛也・エアシェア社長

利用客が利用人数と日時、出発地と目的地、機体を選択し、条件が合えばフライトが成立する。例えば愛知県営名古屋(小牧)空港から石川県の能登空港に飛ぶ場合は3人で往復21万円程度の費用がかかる。同社が利用客と機体オーナーから20%ずつ手数料を得る。

今後は春ごろをめどに周遊飛行に対応するほか、夏には全国でチャーター運航業者などとも連携する。進藤寛也社長は10日に帯広市内で会見を開き「地方から地方への移動など、既存の交通機関では届かないニーズを開拓したい」と話した。

サービスには機体10機、パイロット20人が登録しており、今後拡大を目指す。パイロットが民間企業に就職するには一般的に500~1000時間の飛行時間が求められる。免許を取得しても飛行時間が足りず、就職できない若手も多いとされ、エアシェアが事業を通じて機会を提供する。

エアシェアは2016年に設立。国土交通省によって同サービスは航空法に抵触しないことが確認されている。

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